本格的なカメラを手に入れたら、試してみたい撮影テクニック6選!少し写真がうまくなっちゃうコツは?【CURBON写真用語辞典 #31】
近年の写真の楽しみ方のひとつとして欠かせないのがSNS。いいね!たくさんほしいですよね(笑)。お気に入りのミラーレスカメラで、一眼レフで、フィルムカメラで!素敵な写真が撮れるテクニックを紹介します。
少し写真がうまくなっちゃうテクニックは?
①目線の高さを変えてみよう
ふだん写真を撮るとき、どんな高さで撮影していますか?ついつい、目線の高さだけで撮影してしまいがちですが、写真の印象を変えてみたいなら、少し下から撮ってみたり、上からのぞき込むように撮ってみたりと目線の高さを変えてみましょう。ミラーレスカメラをお使いの場合は、モニターの位置を変えながら撮影することで画面スレスレの迫力ある絵を撮るのもラクラク。ぜひ一度試してみてください。
アングルについての詳しい解説はこちら。
②被写体にグッと寄ってみよう
全景を捉えるのももちろん素敵ですが、思い切ってグッと寄ってみるのはいかがでしょうか?主役が引き立つだけでなく、背景も自然とボケが強くなるため、写真の印象も変わってくるはず。F値を低く設定するのがポイントです。
F値についての詳しい解説はこちら。
③広角レンズでダイナミックな写真に
レンズを交換できるのが本格的なカメラの醍醐味。スマホでも広角を楽しめる機種はありますが、より綺麗な画質でダイナミックな構図を楽しみましょう。持ち合わせていない場合はレンタルというのも手です。プロでもレンズを借りて撮影することもあるので、積極的に活用しましょう。
レンズの選び方についての詳しい解説はこちら。
④「圧縮効果」で非日常の構図を楽しもう
圧縮効果とは、望遠レンズを使用したときに近くのものと、遠くのものの大きさがあまり変わらないように見える現象のことです。望遠になるほど圧縮効果が強くなります。広角レンズと同様に、望遠レンズを持っていないという方はレンタルサービスを活用してみては?
⑤「前ボケ」で立体感のある写真に
前ボケとは、主役の手前に草花など、ぼかす何かを配置することでボケを作る手法のこと。 前ボケを効果的に使うことで奥行きが出たり、ふんわりとした雰囲気をプラスしたりすることができますよ。
前ボケについての詳しい解説はこちら。
⑥多重露光機能を使ってみよう
多重露光機能を使ったことはありますか?多重露光機能が搭載された機種をお使いの場合はぜひ一度活用してみましょう。写真が複雑に重なり合うことで、幻想的な一枚に仕上がりますよ。ベースとなる写真を撮影した後に、抽象的なモチーフを重ねるのがコツです。
多重露光についての詳しい解説はこちら。
テクニックを使うことは明確な「意図」
パシャパシャ気軽に撮るのももちろん大切で、楽しいものですが、今回紹介したテクニックは明確な意図があって試すことになります。「こんなふうに撮りたい」という思いがあるだけで写真はガラリと変わるはず。今回のテクニックを入り口に、写真をワンランクアップさせちゃいましょう。
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