紅葉写真の撮り方のコツは?スマホでも使えるテクニックを紹介!【CURBON写真用語辞典 #22】

<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る

 

 

紅葉写真の撮り方のコツは?

秋の楽しみといえば紅葉!でもどうやって撮ればきれいに撮れるの?初心者さんでも実践できる5つのコツを紹介します。スマホでも応用できるテクニックも!ぜひお試しください。

 

ポイント①主役を何にするか

ポートレートや料理写真などと比べると、主役がわかりにくいのが紅葉の写真。目を引く紅葉を見つけたら、まずはどこを撮影するか狙いを定めましょう。紅葉全体を捉えた写真ももちろん素敵ですが、初心者さんはよりフォーカスして撮影することで迫力のある写真を撮ることができます。

例えば、「遠景で捉える紅葉した木々」よりも「赤く染まったモミジ」まで絞り込むことで相手に何を伝える写真なのかがより分かりやすくなります。

 

 

 

ポイント②レンズは何を使うか

主役を「赤く染まったモミジ」まで絞り込んだ場合、初心者さんにおすすめのレンズは中望遠のズームレンズ(70mm〜135mmのもの)です。風景写真においては広い範囲を写し撮れる広角レンズが好まれますが、「どう画面の切り取るか」というのはなかなか難しいもの。そこで中望遠レンズの登場!主役をうまく切り取ることで「伝わる写真」を目指しましょう。標準ズームレンズの望遠側でも代用できますよ。

 

 

ポイント③逆光を狙おう

逆光とは、被写体の後ろから当たる光のことです。
(逆光について解説はこちら / 光の向きの解説はこちら

 

目で見た通りの色がクッキリ撮れるのは順光、立体感のある光が当たるのがサイド光、鮮やかな色が出やすいのが逆光ですが、初心者さんにおすすめなのは逆光。光が当たっている紅葉を見つけたら木の下に潜り込んで、木を見上げてみてください。そのときには必ず太陽が自分の正面にくる角度を狙って!太陽の光が葉っぱをキラキラと照らし、とても鮮やかな色になっているはずですよ。

 

ポイント④露出補正でさらに鮮やかな印象に

逆光はキラキラした印象で撮れますが、少し画面が暗くなりがちです。そんなときはぜひ露出補正を。補正値を+1EV、+2EV、+3EVまで変えてみて、ご自身の好みの明るさを探してみてください。暗さが少し取れるだけでもずいぶん違った印象になるかと思います。

 

 

ポイント⑤背景を整理しよう

さらに素敵な写真に仕上げるためには「背景の整理」が重要なポイントになります。少し広めの画角で明るく照らされている枝葉に露出を合わせて背景を暗く落としたり、明るい背景の中にクローズアップした葉っぱだけを配置してみたり…。空を背景にすれば白バックで紅葉を捉えることも。背景がスッキリするように切り取り方を考えるだけで「映える」写真になりますよ。

 

 

今年こそ自分だけの紅葉写真を!

自然を切り取る写真ってなんだか難しいイメージがありますが、ポイントを押さえるだけでその仕上がりは段違いによくなるはず。機材はもちろん万全で、寒さ対策もばっちりで紅葉スポットにお出かけくださいね

  

>>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら

>>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら

 

 


 

写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか? 

CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。
会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。

CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!