カメラやレンズってどうやって保管すればいいの?気をつけたい4つのポイントを紹介!【CURBON写真用語辞典 #21】

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機材の保管方法は?

機材を買い揃えていくうちにどんどん増えていくレンズ。自宅ではどのように保管していますか?機材を長く使うために、保管方法も知識に入れておきましょう。保管に役立つ4つのポイントと、保管に便利なアイテムを紹介!

 

ポイント①使用しないときは専用ケースで保管しよう

そのまま外に出しっぱなしにしておくと、レンズやボディの隙間にホコリが入り込むことが。カメラやレンズにとって湿気とホコリは大敵となりますので、長く使うためには専用の密閉ケースの使用がおすすめ。防湿庫という本格的なケースもありますが、少々値が張るため、まずは専用ケースを検討してみては?カメラを使用しないときは、風通しのいい場所で専用ケースに入れておきましょう。

 

ポイント②湿気の多い場所や直射日光が当たらない場所で保管しよう

カメラやレンズの保管に適している湿度は40〜50%。湿度がこれ以上になると本体、レンズにカビが生えることも…!かといって、毎日日が当たるようなところでの保管も劣化の原因になります。自宅でカメラやレンズに環境のいい場所を探しましょう。

 

ポイント③掃除をしよう

外で撮影してきたら、片付ける前にレンズやボディを掃除することを習慣化させましょう。指紋、油脂はカビの原因や故障の原因にもなるほか、ホコリがレンズや本体内部に入り込むと写りに影響が出ることも。カメラやレンズを拭き取ったり、レンズや本体のホコリをブロアーなどで吹き飛ばして綺麗な状態で保管しましょう。

 

ポイント④除湿剤を使おう

とにかく湿度を嫌うカメラ。密閉ケースで保管する際や、持ち運びの際には除湿剤を入れておくことで40〜50%の湿度をキープできます。古くなると効果が無くなってしまうこともあるので、必ず使用期限もチェックしましょう。100円ショップなどでも手に入る湿度計をボックス内に入れておくとさらに安心です。

 

「防湿庫」や「密閉ケース」とはどんなもの?

【防湿庫】

カメラの保管にはこれが一番おすすめ。少し値段は張りますが常に湿度が保たれるため、乾燥剤を取り替えたり、湿度を気にしたりしなくてもOK。レンズやボディをホコリから守ることもできます。種類やサイズも豊富で外から鍵がかけられるものもありますよ。ガラス張りになっているので、どこにどんな機材があるかもひと目でわかるのも嬉しいポイント。

 

【密閉ケース】

電源を取れない、防湿庫よりもっと手軽に、という人におすすめなのが密閉ケース。ドライボックスで検索すると専用のものが出てきます。軽くて安いのが大きな魅力です。専用のものもありますが、ホームセンターや100円ショップのプラスチックケースに乾燥剤と湿度計を入れればドライボックスに早変わり!あまりコストをかけたくない人におすすめです。

これはNG!ついやってしまう保管方法

ついついカメラバックに入れっぱなし、という人はいませんか?レンズやカメラは繊細な精密機械であるということをどうかお忘れなく。カメラバッグの中に入れっぱなしだとカビの原因やホコリが入りやすいなどのリスクも。きちんと決まった場所に保管することで水準器やバッテリーなど小さな部品の紛失も防ぐことができますよ。

 

 

大切に扱って長く使おう

カメラがなければ写真は撮れません。つまり、カメラを大事にできなければ結果的に自分の首を絞めることにもなり得ます。自分のスタイルに合わせた保管方法でカメラを長く大切にしていきましょう。

 

  

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