【実例つき】Lightroomの使い方は?ポイントは「ライト」「カラー」「効果」の3つ!【CURBON写真用語辞典 #18】

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思い切って買った本格的なカメラ。スマホにお気に入りの写真を保存している人も多いのでは?撮ったままの写真で楽しむのももちろんOKですが、もう一歩踏み込んで、スマホアプリの「Lightroom」で編集してSNSでたくさんいいね!をもらっちゃいましょう。

 

Lightroomって何をするアプリなの?

Lightroomとは、本格的な写真加工ができるソフトのことです。パソコン版では有料でプロ向けのソフトが用意されていますが、スマホ版はなんと無料!本格的な加工ができることで有名なソフトのひとつです。この記事ではタルトの写真を参考にLightroomの使い方を解説します。

>>Lightroomをスマホで使う方法と使用上の注意点

 

テーブルの上に置かれたケーキ

 

早速アプリで写真加工!どんな加工をすれば写真がもっとよくなるの?

ポイントとなるのは「ライト」「カラー」「効果」の3つ。アプリを開いたら、画面右下のボタンでライブラリを選択して、写真を選びます。

 

テーブルに配置されたケーキ

・「ライト」で明るさを調整する

明るさは写真の印象を左右する大きな要素となるので、明るさから補正するのがおすすめ。画面下のメニューから「ライト」を選択して、まずは明るさから補正していきます。 

この画面では、「露光量」「コントラスト」「ハイライト」「シャドウ」などが調整できます。少し暗い印象だったので、露光量を+1.22に補正しました。

 

テーブルに配置されたケーキ

 

・「カラー」で色を補正

明るさを補正することで、多少色かぶりが気にならなくなりますが、まだ少し青みと緑っぽさが気になるので、色温度を+13、色かぶり補正を+27、自然な彩度+15に補正することで、ケーキの正しい色味を表現し、おいしそうな色を引き出しました。

 

  

 

この時点でかなりきれいに補正できていますがさらにもう一手間加えます。

 

・「効果」で印象的な写真に仕上げる

効果は、基本的な明るさや色味は大きく変えず、写真の印象を変えるトッピングのようなメニューです。テクスチャは、表面をなめらかにしたり、ディティールを際立たせたりする機能のこと。テクスチャを+30に補正することで、輪郭がはっきりしたり、影がくっきりするなどの効果が得られました。さらに、周辺光量を-40に補正することで、写真の隅に少し影が加わり、目線が自然と手前のタルトにいくようになりました。

 

 

 

完成した写真がこちら!
青みなどが軽減され、手前のタルトに目がいくような写真に仕上がりました。

 

いつでも同じ設定を反映できる「プリセット」機能も要チェック!

これだ!というお気に入りの調整ができたときは、ぜひ「プリセットを作成」機能で設定の保存を。プリセットを読み込むだけで、瞬時に設定を反映することができます。SNSなど、同じトーンの作品が必要な写真にも便利な機能ですよ。

 

  

 

お気に入りの写真には★マークをつけてすぐ呼び出せるようにしよう

Lightroomにはお気に入りの写真に★マークをつけられる「レーティング」機能も。★の数は1〜5まであり、重要度でソートすることもできますよ。「この10枚、選びきれない!」というときにも、編集作業を経てレーティングするとスムーズにセレクトが行えますよ。

 

 

無料、だけど本格的なLightroom

円安も相まって、カメラやカメラグッズはますますコストはかさむ一方…。そんな中で無料ツールはなんともありがたい存在!物は試し、というもの。無料とはいえ侮れませんので、スマホ版Lightroom、ぜひ一度お試しを。

 

  

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