相武えつ子 今まで撮った一番の写真

私が最近始めたフィルム写真は、どことなく父が撮ってくれた写真と同じ雰囲気があった。色味、とかだけではなくて。

父が撮ってくれた家族の写真は、中には裸で頭にバケツをかぶってるものもあったり、泣いてる顔もあったり。どんな気持ちでシャッターを切ってたんだろうな。どんな理由でシャッターを切ってたんだろう。



『わたしが写真を撮る理由』

一番の理由は、その時を残したいから。
その時、の中には、その時の空気、その時の温度、その時の匂い、その時の声、など、写真はその時をたくさん閉じ込めることができる。
そして、カメラ越しにわたしを見てるまなざしも。被写体が、撮影者を見てるまなざし。まなざしは嘘をつけないと思っていて、だからこそ、写真には被写体と撮影者の関係がでると言われてるんじゃないかなと。
今回は、今まで撮って一番良かった写真についてお話ししてます。
どの写真も一番だと基本思ってますが、その中でもダントツというか、抜群というか、わたしのコアな部分です。 その写真は撮らなかったら後悔してた。撮ってよかったです。



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